大規模修繕工事完了しました

大規模修繕工事完了しました

2月から工事をしてきた大規模修繕工事が、完了しました。

大規模修繕工事を検討してから2年、毎月のように修繕委員会を重ね、昨年総会で可決しました。

念願だった大規模修繕工事が無事終わりました。秋に行われるサッシ交換工事により、外構工事が残りましたが、それ以外は工程通り完了して管理組合の確認が行われました。

築48年で過去大規模修繕工事が2回行われていましたが、前回の見積書があるのみで、工事関係の資料は、ありませんでした。

今回は、工事完成図書として工事の履歴を残します。残すことで次回の工事の参考になります。

特に下地補修工事(コンクリートのひび割れ等の建物の傷んだ箇所の補修)の直したところを記録することで、10数年後の次回の工事の時に参考になります。

大規模修繕工事を行った場合は、工事完成図書は、必ずもらうようにしてください。
・どこを工事したのか(工事範囲) ・何をつかって工事したのか(工事仕様) ・どこを補修したのか(故障図)等残しておくとお医者様のカルテのように、次回の工事をするにあたっての非常に重要な資料になります。

工事会社を決める際には、参考にしてください。
完成図書については、こんど詳しくお話します。

では、皆さんの建物がいい状態で維持されますことを!

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この記事を書いた人

戸澤晴信のアバター 戸澤晴信 建物管理プロデューサ

建物管理プロデューサー
代表取締役社長 戸澤 晴信
(一級建築士/マンション管理士/賃貸不動産経営管理士)

分譲マンション管理会社にて、200棟以上の大規模修繕工事を施工管理
賃貸不動産管理会社にて、100棟超の建物診断・修繕提案・施工を実施
在籍中、建物管理部門を立ち上げ、売上5億円→10億円に拡大させた実績あり
建築施工管理技士の社内育成講座講師としても活動
建物診断、ライフサイクル提案、オーナー向け提案書作成指導など幅広く対応

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